Automechanika 2024

自動車業界の最新トレンドを体感

9/10〜14日まで、フランクフルトでAutomechanika Frankfurt 2024が開催されました。世界中から自動車業界のプロフェッショナルが集まる国際的な展示会です。今年のテーマは「変革を駆動する(Driving Transformation)」で、電動化、持続可能性、デジタル化、AI(人工知能)、人材採用といった最新のトレンドが紹介されています。参加者は、パーツやコンポーネント、診断・修理技術、タイヤ・ホイール、ボディ・ペイントなど、幅広い製品や技術に触れることができます。


私も9月10日と11日の2日間、通訳として日本の企業の視察に同行しました。最新の技術や製品に触れることで、今後の自動車業界の動向を感じ取ることができ、非常に有意義な経験となりました。特に、電動化と持続可能性に焦点を当てた展示は、今後のビジネスにおいて重要なポイントになると感じました。
また、今年はGen Z世代を対象とした「AMBITION」という新しいイベントも加わり、ゲームやeスポーツ、ハイパーカーといった若い世代に向けたテーマも非常に注目されていました。

実用的な製品:MICHELIN QuickScan

今回注目したのが、MICHELIN QuickScanです。この製品は、すべてのブランドのタイヤ摩耗を自動で測定できる路面の磁気スキャナー。雨や雪、泥や埃といった環境要因を気にせず、電気機器を使わずに4時間以内で簡単に設置できるところが最大の魅力です。日本ではまだ導入されていないそうですが、天候や汚れを気にせずに使えるという点が非常に実用的だと感じました。

遊び心をくすぐる製品:versoflor ガレージフロア

私が気になった製品の1つが、Versoflorのはめ込み式ガレージフロアです。このフロアは、まるでレゴのように簡単に組み立てられるところが特徴です。独自のモザイクシステムを使って、自分好みのデザインを自由に作成できるのに加え、ガレージフロアとしての機能性も抜群。世界中の家庭やビジネス、そしてレースのピットレーンでも使われており、ガレージフロアに求めるすべてを満たしてくれそうです。手軽に設置できるのに高品質という点が、私の中で非常に魅力的でした。

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